こんにちは。 当サイト筆者のあしてあしてです。
ベンガル人との会話で一番最初に使うもの…それは、
あいさつ
もちろん「Hello」でもOK。
でもベンガル人は自分たちの言語を大切にしている国民性。
なので、私たちが片言でも一生懸命ベンガル語を話すと、とーーーっても喜んでくれます!
このサイトでのカタカナ発音はバングラデシュで10年以上生活してきた筆者が、ベンガル人の発音を耳で聞いたものを独断と偏見で書いているものとなります。
なので、そんなものは信用ならん!と思われる方のためにローマ字でも発音の表記をしておりますのでそちらを参考にしていただければと思います。
とにかく難しいことはしたくない、見たくない、聞きたくない。
でもベンガル人に通じるベンガル語で話したい。
そんな方のために少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、心を通わせる初めの一歩。あいさつ編、いってみましょー。
基本のあいさつ
日本語のように時間帯によってあいさつの言い方が変わるわけではありません。
注)じつは、朝と夜で言い方が変わるあいさつもあります。
でも今回紹介しているあいさつは基本のいつも使う、使用頻度の高いものだけを選んでいます。
今回のあいさつにおいては時間帯で変化することはありません。
時間帯で変わるあいさつについては別の機会最後にお伝えできたらと思います。
しかし、ベンガル語では宗教によって言い方が違います。
イスラム教徒へのあいさつは、
আস্সালামু আলাইকুম (アッサラーム アライクム / Assalamu alaikum )
と言われたら、
ওয়া আলাইকুম আস্সালাম (ワライクム アッサラーム / Wa alaikum assalam )
と返します。
※パソコン以外で表示させるとআসসালাসমু と表示されずআস্সালামুとস্の部分が合成文字になってしまうようです。
申し訳ありません。
発音のポイントは、
・流れるように続けて言う
アッサラーム アライクム → アッサラームアライクム
ワライクム アッサラーム → ワライクムアッサラーム
・太文字になっている文字のところを強く読むようにする
・細かいことを言えば…
最初のあいさつ(アッサラーム アライクム)も返答のあいさつ(ワライクム アッサラーム)も、水色で書いてある最後の「ム」を日本語の「ム」で発音すると日本人なまりのベンガル語が完成してしまいます。
解決策としては、最後の「ム」を口を閉じて「ム」と言うとネイティブっぽくなります。
この3点を意識しながら言うとベンガル人ぽく発音できると思います。
ちなみに、イスラム教徒のあいさつっていっぱいパターンがあるのですが、今回は基本ということでこれだけにしておきます。
ヒンズー教徒やキリスト教徒、仏教徒へのあいさつは、
নমস্কার (ノモシカール / Nomoskar )
です。
発音のポイントは、
・太字の”ノモ”を強く言うこと
・ノモシカルとは言わずに、ノモシカールと伸ばすこと
ノモまで言ったらあとはなんとなーくでも通じます(笑)
こちらは返しのあいさつも同じなので助かります。
こんな疑問を持たれるかもしれません。
「私は仏教徒なんだけど、向こうがイスラム教徒のあいさつをしてきた。なんて返したらいいんだろう…」
そんな時は相手に合わせてあいさつします。
つまりこの場合だと、イスラム教徒のあいさつの返しを使います。
でも「ノモシカール」でも大丈夫ですよ。
ただ、合わせないときは自分の身分を相手に明らかにしたいという時や、自分というものをしっかり表現したい等、何か意図や目的がある場合が多いです。
もちろんなんとなく返事してる人もたくさんいますが(笑)
なので相手が言ってきたあいさつに合わせて「ワライクム アッサラーム」や「ノモシカール」と言いましょう。
最初のころはほぼいつもイスラム教徒への返しのあいさつを忘れて、「アッサラーム ワライクム」と言われて、私も「アッサラーム ワライクム」と返していました(汗)←なんなら今も間違えたりします…。
でもそのことで怒られたり、とがめられたりすることは今まで一度もなかったので、間違えても気にしなくて大丈夫!
発音をいろいろ書きましたが、最終的には言ってみる勇気と笑顔が一番大切なこと。
上手く言えなかったことより、ベンガル語で伝えようとした勇気と誠意をきっと相手は感じてくれています。
相手がどの宗教なのか分からない時の対処方法
あいさつが宗教によって違うことは分かった。
でもどうやって見分けるんだろう…
皆さんもこんな疑問がわきませんでしたか?
私はずっと疑問でした。
今も正直なところ、相手を見た目だけで判断するのは難しいです。
というか今はさらに難しくなっているように感じます。特に若者層。
見た目はイスラム教徒っぽいけど、クリスチャンだった…。
なんてことはよくあります。
「じゃあ、宗教別に違うあいさつをしないといけないのにどうしたらいいんだー。」
とお困りのあなた。
バングラデシュはほとんどがイスラム教徒なので、困ったらイスラム教徒へのあいさつを使うのでいいんです。
話をしていくうちに「あれ、この人イスラム教徒ではなかったのか。」と分かるなら、その時に「ごめんなさい。あなたがイスラム教徒だと思ってたわ」って正直に謝れば大丈夫。
ちなみにその言い方は、
দুঃখিত। আমি মনে করেছি যে আপনি মুসলমান। ( ドゥッキート。アミ モネ コレチ ジェ アプ二 ムスゥマン / Dukkhito. Ami mone korechi je apni muslman.)
です。
”দুঃখিত। আমি মনে করেছি যে আপনি মুসলমান।”(ドゥッキート。アミ モネ コレチ ジェ アプ二 ムスゥマン)この文の赤線部分を別の宗教に入れ替えて使えます。
例えば、
ヒンズー教徒:হিন্দু(ヒンドゥー / Hindu)
キリスト教徒:খ্রিস্টান (クリスタン / Khristan) ←田舎の人たちだと「キリシタン」と発音したほうが通じます。
仏教徒:বুদ্ধ ( ブッドォ / buddho)
を文中に当てはめてみてください。
例えば「ごめんなさい。あなたがヒンズー教徒だと思ってたわ」なら
দুঃখিত। আমি মনে করেছি যে আপনি হিন্দু।
(ドゥッキート。アミ モネ コレチ ジェ アプ二 ヒンドゥー。/ Dukkhito. Ami mone korechi je apni hindu.)
となります。
時間帯によって変わるあいさつ
日本語であれば、朝は「おはよう」、昼は「こんにちは」、夜は「こんばんは」と、時間帯によって言い方が違います。
ベンガル語でも時間帯によって変わる言い方があります。
朝:おはようございます
সুপ্রভাত(シュプロバー / suprobhat)
শুভ সকাল(シュボショカル / shubho sokal)
お昼:こんにちは
শুভ দুপুর(シュボドゥプル / shubho dupur)←聞いたことがありません
夕方:こんにちは
শুভ সন্ধা(シュボションダ / shubho sondha)←ほぼ聞いたことがありません
夜:こんばんは/おやすみなさい
শুভ রাত্রি(シュボラットゥリ / shubho rattri)
最後まで読んで下さりありがとうございます。
ではまた
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