【ベンガル語もう無理…と言う時に】ベンガル語学習のメリット3つ

ベンガル語、難しすぎ…。もう無理…

あしてあして

確かに、ほんまに難しい…。 でも、ベンガル語を話せるようになったらメリットもあるから、ぼちぼち頑張ろう!

今回は、ベンガル語が話せるようになる時のメリットを3つあげてみます。

目次

メリット1、友だち2億人でっきるかな~♪

世界中にいる友だち

ベンガル語はバングラデシュとインドの西ベンガル州でも話されている言葉です。

バングラデシュだけで人口が1億6000万人以上。

そこにインドの西ベンガル州もプラスされると、2億人以上の人がベンガル語を母語としている計算に。

全世界でベンガル語を母語としている人の数はベスト10入りしています。6位としているところもあれば、8位というところも。

つまり、ベンガル語が話せるようになると、2億人の人とお友だちになれるチャンス! 

とっもだ~ち、2億人、でっきるかな~    2~億人~と食っべたいな~    世~界中~のシンガラを♪

すみません、盛りすぎました。

でも一つの言語を学ぶことによっていろいろな可能性がぐっと広がりますね。

バングラデシュの人たちの多くは国外へ出稼ぎや移住をしていますので、旅行先の国でベンガル語が役立ったという経験をするかもしれません。

実際、筆者がニューヨークへ行った時には空港の職員の方がベンガル人で、市街地へ行くバスがどれかベンガル語で詳しく教えて下さいました。

他には、日本からバングラデシュへ行く途中の経由地でのこと。
飛行機の搭乗口が急遽変更になったのですが、英語のアナウンスが全く理解できず、みんなが席を立ってどこかへ行き始めたので焦りました。
その時に一緒の飛行機に乗っていたベンガル人の方にベンガル語で搭乗口が変更になったことを聞け、事なきをえました。

ニューヨークだけでなく、ヨーロッパや中東にも多くのベンガル人が出稼ぎに行っているので、ふとした機会にベンガル語を話す機会が訪れるかもしれません。

メリット2、ベンガル人に喜んでもらえる

国際母語デーって聞いたことがありますか?

国際デーの一つで、あらゆる母語を尊重し、文化の多様性の推進を目的としてユネスコが制定した日です。

2月21日が国際母語デーです。

その日を制定する基になったのが、バングラデシュでおきた出来事。

自分たちの母語であるベンガル語を守るために人々が立ち上がったんです。

それほどバングラデシュの人たちは自分のたちの母語に強い思い入れがあるので、自分たちの言語を学んで話そうとしてくれているのを見ると、とても喜んでくれます!

道端でベンガル人の友だちとベンガル語で話していると、見ず知らずの方から「ベンガル語話せるの!?ベンガル語を話してくれてありがとう!」と声をかけられることもよくあります。

お茶屋さんでお茶をご馳走して下さることも。

私も外国から来た方が片言でも一生懸命日本語を話してくれたら、温かな気持ちになります。ほっこりします。

メリット3、相手について知ることができる

話し合う男性

英語ができる方は英語で相手について知っていくことができます。

が、バングラデシュの人たちみんなが英語を理解し、話せるわけではありません

特に、教育を受ける機会に恵まれなかった方たちはベンガル語も読むのは難しい場合が多く、英語は全く分からないということがほとんどです。

リキシャ運転手の方や、日雇いで土木業に携わっている方などの多くは、英語が分からないです。

でも、ベンガル語を知っていればそのような方と話して、その方の人生経験や興味深い話を聞く機会があるかもしれません。

その一例をあげますね。


私が乗った、あるリキシャ運転手の方は片方の腕がありませんでした。(リキシャとは三輪自転車で、後ろに人をのせれるようになっています)

誰も乗っていないリキシャをこいだことがあるのですが、思ってる10倍はペダルが重かったです。

一漕ぎするのに体重をうんとかけないといけなかったのを覚えています。

それがぽっちゃり体型の私がプラスされているのだから、そりゃあ重いはず。

それがハンドルをしっかり掴んでおくはずの片腕がない…

かなり大変です。

リキシャの漕ぎ手であるお父ちゃんに「腕がなかったら大変ですね」って話しかけたら、

事故で腕を切断しなくてはならなかったこと。

でも神が自分を生かして下さったことに感謝している。

もう一方の腕や足があるし、自分には家族を養っていく責任がある。だから大変でも、リキシャでも何でもいいからやって稼いでいく。

と言っていました。

お父ちゃんの心意気と、前向きに自分の置かれた状況に立ち向かっていってる姿にジ~ンとしました。

最後、何も言わずに交渉した値段よりも少し多めに渡したら、多く渡した分をまた私に返してきました。

ビックリしましたよ。だって、ほとんどのリキシャ運転手の方はそのまま懐にいれてバイバイなので。

とても誠実な方でした。


長くなってしまいましたが、ベンガル語が話せたら、英語が話せない方からもこんな風に人生の一片を聞くことができます。

バングラデシュは日本とは置かれた環境も、文化も違うところ。

一人一人それぞれの人生のドラマがあって、それを聞くのは興味深いですよ。

まとめ

ざっと3つあげました。

ベンガル語はなじみのない言語なうえに、文字が記号のようで難しいですよね。

発音も日本語にない発音があったり…

でもコロナでステイホームな今、ゆっくりでもやっていきましょう。

塵も積もれば山となる。

コロナが収まって、また自由に旅行に行けるようになる時のために今から出来ることを少しずつ。

আস্তে আস্তে (アシテ アシテ:意味「ゆっくり」)いきましょう。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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