ベンガル語で話しかけてくれるのは本当に嬉しい。
嬉しいんだけども…
「え…あ…はい。え? 何?? うん? えー…あーもう全然分からーん!!」
となります(笑)
聞きなれていない言葉なうえに、向こうはこちらの言語レベルなんて気にしてませんから。
喋るスピードの速いこと…
今はビデオ会議システムや電話でのやり取りも多いと思います。
それで今日は、相手の言ってることが聞き取れない時に役立つ言葉を紹介したいと思います。
相手の話すスピードをゆっくりにしてもらいたい時
~丁寧な言い方~
基本の形は、
・ゆっくり話していただけるでしょうか?
ধীরে ধীরে বলতে পরবেন?
(ディレ ディレ ボルテ パルベン? / Dhire dhire bolte parben?)
この基本形に+アルファしていけます。
+アルファその①
দয়া করে(ドヤコレ / Doya kore)
দয়া করে(ドヤコレ)とは英語の”Please”に当たる言葉。
日本語では「どうか」という意味です。
দয়া করে + ধীরে ধীরে বলতে পারবেন?
(ドヤコレ+ディレ ディレ ボルテ パルベン?)
↓
দয়া করে ধীরে ধীরে বলতে পারবেন?
(ドヤコレ ディレ ディレ ボルテ パルベン?/ Doya kore dhire dhire bolte parben?)
「どうかゆっくり話していただけるでしょうか?」という意味になります。
+アルファその②
আরও(アロー / Aro)
আরও(アロー )は「もっと」という意味です。
・もっとゆっくり話していただけるでしょうか?
আরও ধীরে ধীরে বলতে পারবেন?
(アロー ディレ ディレ ボルテ パルベン?/ Aro dhire dhire bolte parben ?)
+アルファその③
যদি সম্ভব হয়, তাহলে আরও একটু
(ジョディ ションボブ ホイ、タホレ アレクトゥ / Jodi sombhob hoy, tahole aro ektu)
যদি সম্ভব হয়, তাহলে আরও একটু(ジョディ ションボブ ホイ、タホレ アレクトゥ )は「もし可能なら、もう少し」と言う意味です。
・もし可能なら、もう少しゆっくり話していただけるでしょうか?
যদি সম্ভব হয়, তাহলে আরও একটু ধীরে ধীরে বলতে পারবেন?
(ジョディ ションボブ ホイ、タホレ アレクトゥ ディレ ディレ ボルテ パルベン? / Jodi sombhob hoy, tahole aro ektu dhire dhire bolte parben? )
上のフレーズの”আরও একটু”は二つの単語なのですが、話すときは二つがくっついて聞こえます。
「アロー エクトゥ」→「アローエクトゥ」→「アロエクトゥ」→「アレクトゥ」なのかな…?
~友だちに使える、くだけた言い方~
基本の形は、
・ゆっくり話して~。
ধীরে ধীরে বলতে পরবে?
(ディレ ディレ ボルテ パルべ? / Dhire dhire bolte parbe ?)
これに上記の+アルファを足すと同じ文が作れます。
ディレ ディレ? アシテ アシテ?
ベンガル語をかじったことのある方であれば
「ディレ ディレ? アシテ アシテじゃないの?」
と思われたかもしれません。
アシテ アシテでもOKです。 アシテ アシテを使っても「ゆっくり」と言う意味になります。
ただ、“アシテ”には「ゆっくり」だけでなく、「静かに」という意味合いもあります。
アシテ アシテを使うことによって「(あなたの声が大きいので)静かに言ってください」と言われていると感じる人もいるので、“ディレ ディレ”を使っています。
実際、私も経験があって…
「アシテ アシテ ボルテ パルベン?」
と言った後に「私そんなに大声で話しました?」って言われました(苦笑)
でも「アシテ アシテ」という言葉が好きなので、私はこっちの方をよく使っています(^^;)
聞き取れないという時
バングラデシュは電話にしてもインターネットにしても、接続が悪くなって聞き取れない!ということはよくあります。
そんな時にこの言葉が使えます。
・すみません。おっしゃってることがちゃんと聞き取れなっかたのですが。
দুঃখিত। আমি আপনার কথা ঠিক মতো শুনতে পারিনি।(ドゥッキート。アミ アプナール コタ ティクモト シュンテ パリ二―。/ Dukkhito. Ami apnar kotha thik moto shunte parini.)
・もう一度言っていただけるでしょうか?
আরও একবার বলতে পারবেন?(アレクバール ボルテ パルベン?/ Aro ekbar bolte parben?)
上記のこの文に+アルファするならこれです。
+アルファその①
দয়া করে(ドヤコレ / Doya kore)
これはすでに出てきました。 「どうか」という意味の単語です。
この単語を文の前に付けます。
・どうかもう一度言っていただけるでしょうか?
দয়া করে আরও একবার বলতে পারবেন?(ドヤコレ アレクバール ボルテ パルベン?/ Doya kore aro ekbar bolte parben?)
+アルファその②
কষ্ঠ করে(コシト コレ / Koshtho kore)
日本語にしたら「お手数ですが」…みたいな感じかな?
これも文の前に付けます。
・お手数ですがもう一度言っていただけるでしょうか?
কষ্ঠ করে আরও একবার বলতে পারবেন?(コシト コレ アレクバール ボルテ パルベン?/ Koshtho kore aro ekbar bolte parben?)
~友だちや年下、目上の人であっても親しい仲の場合~
・ごめん。ちゃんと聞き取れなかったよ。
দুঃখিত। আমি তোমার কথা ঠিক মতো শুনতে পারিনি।(ドゥッキート。アミ トマール コタ ティクモト シュンテ パリ二―。/ Dukkhito. Ami tomar kotha thik moto shunte parini.)
আপনার(アプナール)をতোমার(トマール)に変えるだけ!
・もう一回言ってもらえる?
আরও একবার বলতে পারবে?(アレクバール ボルテ パルベ?/ Aro ekbar bolte parbe?)
最後のপারবেন(パルベン)と言う単語をপারবে(パルべ)に変えるだけ!
これに↑+アルファの「দয়া করে(ドヤコレ / Doya kore)」や「কষ্ঠ করে(コシト コレ / Koshtho kore)」を文の前に付けたすと「お願いやからもう一回言ってもらえる?」とか「手間かけるけどもう一回言ってもらえる?」となります。
ベンガル語の意味が分からない時
相手の言っていることがいまいち理解できない時。
・すみません。あなたのおっしゃってることがちょっとよく分からなくって。
দুঃখিত। আমি আপনার কথা ঠিক মতো বুঝতে পারছি না।(ドゥッキート。アミ アプナール コタ ティク モト ブㇲテ パッチナ。/ Dukhhito. Ami apnar kotha thik moto bujhte parchi na.)
相手の言ってることが全く分からない。意味不明状態で頭が混乱する時
・すみません。あなたのおっしゃってることが全然分かりません。
দুঃখিত। আমি আপনার কথা কিছুই বুঝতে পারছি না।(ドゥッキート。アミ アプナール コタ キチュイ ブㇲテ パッチナ。/ Dukhhito. Ami apnar kotha kichui bujhte parchi na.)
よくあります、そんなこと(笑)
そんな私のために良かれと思って英語で話し始めてくれるんですが、英語はもっとよく分からないので、よけいに困ってしまいます。
もうね、笑うしかありません。
~友だちに使える、くだけた言い方~
・ごめん。言ってることがちょっとよく分からないんだけど。
দুঃখিত। আমি তোমার কথা ঠিক মতো বুঝতে পারছি না।(ドゥッキート。アミ トマール コタ ティク モト ブㇲテ パッチナ。/ Dukhhito. Ami tomar kotha thik moto bujhte parchi na.)
・ごめん。言ってくれてることが全然分からないよ。
দুঃখিত। আমি তোমার কথা কিছুই বুঝতে পারছি না।(ドゥッキート。アミ トマール コタ キチュイ ブㇲテ パッチナ。/ Dukhhito. Ami tomar kotha kichui bujhte parchi na.)
আপনার(アプナール)をতোমার(トマール)に変えるだけで、丁寧な言い方からくだけた言い方になります。
まとめ
言葉って母語で聞いても理解するのが難しい時もあるので、外国語となるとそれはもう大変ですよね。
でも、だんだん分かることが増えてくると喜びもひとしお。
アシテ アシテ 頑張りましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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